弓市商店街の市場について

川本町には、弓市商店街と呼ばれる中心市街地に位置する商店街があります。この「弓市(ゆみいち)」とは、諸説ありますが、江の川に沿った形状が弓の様な形をしていることから「弓市(ゆみいち)」と呼ばれたという説があります。かつては、水運や陸運の拠点、宿場町として栄えた町で宿泊・飲食・買い物と様々なお店が立ち並び、川本町は邑智郡内の中心的存在でした。

現在、弓市商店街では、83店舗が営業しています。県外、町外の方は、起業するにあたり、この川本にどんなお店があって、どんなお店が不足しているのかがとても気になるところだと思います。

そこで、現在営業しているお店等の状況や商圏データの紹介をします。

 

業種別一覧 

平成29年3月31日現在

業種 店数 事業概略
生鮮品 総合食料品販売 3 総合食料品(中規模1、小規模2)
鮮魚専門店 1  
飲食 一般食堂 3 弁当・仕出し、小宴会可
軽食・喫茶 3 内夜間は居酒屋及び小宴会出来る店2
居酒屋 2 テーブル席、和室あり(共に20名程度まで)
寿司店 2 昼食、居酒屋、小宴会可
焼肉店 1 老舗の焼肉店
焼鳥店 1 小規模10名まで
鉄板焼き、お好み焼き 1 居酒屋・小宴会可
スナック 1 カラオケ可
カラオケ喫茶 1 カラオケ、小宴会可
その他食品 菓子卸販売 1 昔懐かしの駄菓子屋
酒専門店 1 唯一の酒卸販売専門店
宿泊 旅館 1 部屋数 7 大広間 1 収容人数 36名
レストラン・宿泊施設 1 レストラン 30名まで
宿泊(和洋 9室)
その他の小売サービス 洋服店 2 中高年向き
化粧品店・雑貨 3 小規模のお店が多い
電器店 2 大手量販店提携店
寝具・家具店 2  
クリーニング店 2 自社クリーニングのお店と
大手チェーン店提携店
時計・メガネ店 1 小規模店
文具店 1 外販中心
金物店・雑貨 1 事業者向けのお店
生花店 2 切り花店、冠婚葬祭対応店
印鑑屋 1 注文により
タクシー 1 町内唯一のタクシー業
印刷会社 2 自社製版会社と中堅会社の営業店あり
写真店 1 外注での対応店
ギフトショップ 1 ギフト専門店
新聞販売店 2 2事業所で全誌対応
ガソリンスタンド 1 中心市街地に唯一のスタンド
タイヤ・カー用品販売 1 ブリヂストン販売店
陶器店 1  
農機具店 1 農機具全般の修理・販売
仏具・仏壇・葬儀 1 葬儀請負にも対応
建具店 1 ドア、ふすま、サッシの専門店
畳店 1  
手芸店 1 手芸用、糸、ボタン等各種取り扱い
理美容 美容院 4  
理髪店 6  
医療系 総合病院 1 地域の中核病院
歯科医院 2  
調剤薬局 2  
介護・福祉施設 3  
鍼灸・整体 4 鍼灸 1、整体 3
司法書士 1 Iターン者が開業
行政書士 1  
金融 銀行・信金・JA・郵便局 4 各金融機関あり

 

≪参考≫

官庁等 合同庁舎 県の出先機関
島根県立島根中央高校 生徒数:240人
川本町立・小中学校 児童数:小学校 124人
生徒数:中学校 62人
ハローワーク  
川本警察署  
家庭裁判所  

 

商圏データ   

平成28年7月に実施した町内商勢圏実態調査より

□川本町民の年間世帯支出額計  17億1千万円(平成27年家計調査年報より)

□川本町世帯消費支出額(平成27年家計調査年報より)

 一世帯当り年間消費額 1,176,756円

□地元購買率 54.3%   ※非常に多くの消費が町外へ流出しています。

□商品名・地元地区別の消費動向・・・・下表をご覧ください。

 

表の見方

川本町を大きく4つの区域に分けて分析しています。

  • 弓市にお住まいの人
    ・・・中心市街地にお住まいの方です。
  • 因原にお住まいの人
    ・・・中心市街地より4km西、広島⇔江津間を結ぶ国道沿いの商圏で、20年前より郊外型店舗(コンビニ、ドラッグストア2件、ホームセンター、スーパー、道の駅を有する地域で町内外からの集客力が高い地域。
  • 三原・谷戸ほか
    ・・・上記以外の地域。特に三原地域は農業中心で平成30年には健康食品関係の誘致企業の進出が決定している。高齢化率は高いもののまとまりが良く、田舎暮らしや新規就農者等、人々の価値観を大切にした地域として、今後発展が見込まれる地域。

 

「買い物場所」の区分の説明

  1. 弓市商店街・・・・・・中心市街地の商店街
  2. 農協生活センター・・・中心市街地で生鮮食品を取り扱うJA系列の総合スーパー。集客力が高いため、弓市商店街と区分している。
  3. 因原地区商店・・・・・郊外型店舗を有する集客力の高い地域
  4. その他の町内一般商店・上記1~3以外の地域の商店
  5. 以降・・・・・・・・・地元以外

地元購買率(1)

【拡大図はこちら】

地元購買率(2) →【拡大図はこちら】

 

現在、このような状況です。いかがでしたでしょうか? こうした中心市街地で営業中の事業者の間に約10件の空き店舗が存在しています。

ここで、以下に中心市街地のSWOT分析(町の「強み」や「弱み」などの分析)をしてみましたので参考にしてご覧ください。

 

中心市街地のSWOT分析

強み(Strength) 弱み(Weekness)
  • 半径300m以内に主要な官庁や学校・病院・商店街があるなど、集積度の非常に高い町並みを形成しており、生活のしやすい環境にある。
  • 光ファイバー網が整備され、大手宅配業者の営業所等、全国事業展開のネット環境が整っている。
  • 平成の大合併をしておらず、単独町政のため施策の実施にまとまりがある。
  • 人口の減少による消費低迷
  • 事業者の高齢化と事業承継者不足
  • 郊外型店舗への消費の流出
  • 観光をはじめとする地域資源が少なく、交流人口への対応が脆弱
  • 製造業がなく、新たな産品開発力が乏しい。 
機会(Oppotunity) 脅威(Threat)
  • 若者定住対策、田舎暮らしでの移住者対策に期待。
  • インバウンド等の交流人口増に期待。
  • 誘致企業進出による消費人口増に期待。
  • 郡の中心地でもあり、地の利はある。
  • 人口の減少=消費人口の減少
  • 大手資本の進出による郊外型店舗への消費の流出
  • 道路整備等による近隣市町村、又は山陽方面への消費の流出

このような自己分析を行ってみましたが、実際、この町を訪れ市街地を散策されて、多くの方が、集積度の高さに興味を持たれます。また、中国一の「江の川」の自然が目の前に広がっていることも魅力の一つと言われています。

中心市街地は病院や官公庁もあり、昼間人口も多いという特徴があります。また、近年、高等学校(島根中央高校)には全国からの学生を受け入れるなど、学校の宿泊施設も満杯状態です。若者の消費ニーズも増加傾向にありますが、これらのニーズに対応できていない状況にもあります。

実際、この中心市街地で、これだけ欲しいと思われる業種について、参考までに挙げてみましょう。

 

中心市街地で不足していると思われる業種

不足業種 理 由
コンビニエンスストア

・トレンドにあった食品が手に入らない。

・一般店の営業時間が短い。

・土曜・日曜・祝祭日に閉まっている。

書店

 ・文房具、週刊誌、書籍が手に入りにくい。

外食チェーンのような
メニューのあるお店

・家族で気軽に行ける店が少ない。

・少人数で入れるプライバシーの保てる店が少ない。

スナック

・2次会で行く店が少ない。

・カラオケのできる店が少ない。

メガネ屋・時計屋

・修理等でも即対応できる店がない。

パン屋さん

・需要の多い手作りパンの店がない。

惣菜屋さん

・共働きや高齢者向けの少量・多品種の惣菜を扱う店が不足。

若者向けの衣料品店

・30km以上離れた都市部まで行かないと店がない。

宿泊施設
(民泊含む)

・官庁出張者、工事関係者等、町内宿泊需要に対応しきれていない。 

いかがでしたでしょうか。以上のように弓市商店街エリアには、宿泊施設が少なく、パン屋さん、惣菜屋さんなどがあると、地元民、観光客問わず幅広い世代に受け入れられる事業はあるのではないでしょうか?

また、川本町では、町内全域に光ファイバー網(まげなねっと)が整備されていますので、仕事には欠かせないネット環境もきちんと整備されていますのでご安心ください。 

まげなねっと 

現在、弓市商店街の事業者は高齢化が進んでおり、深刻な状況です。あなたの創業を皮切りに多くの若者が創業し、この弓市商店街を中心に活気あふれる街になることを願っています。

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